世界でもっとも過激な特訓と過酷なまでの練習をつんでいる天才少女を、信頼されたライターがごく身近に見て、思いのたけをあらわした良書です。”スケートだけ!”の悲惨さもなく、買い物やゲームに興じる普通の姿、”成功だけを求められる”立場なのにこの人はいつも自分とだけ戦っている印象があります。深夜に及ぶ取材も、まるで家族のようにリラックスした中で行われ、ふだんの真央ちゃんの生活ぶりが伝わってきます。良質のフランス小説でも読むかのような、静謐な文章、しみじみと伝わる真央ちゃんへの思いが感動的でした。夜のイメージが強いインタビューに比べて、写真は明るいひざしの中、屋外のものが多く、ほんとうに楽しそうないいショットばかりです。この無邪気でかわいくて礼儀正しく誰からも愛されるすばらしい少女が、女子シングルの歴史はじまって以来初となる数々の偉業をなしとげたのか・・・現代の奇跡のひとつの記録として、おすすめします。
純粋に真央ちゃんが好き・・・。 純粋に真央ちゃんのファン。 そんな方向けの本ですね。 マニアックなファンの方にはちょっと物足りない中身かもしれません。 浅田姉妹の秘蔵写真、楽しめました。可愛い。 これからも応援します、頑張って! 浅田姉妹。
このあどけない表情、大人になったらきっと美人になるだろうなぁ。そんな印象をもった瞬間に購入していました。書評などは差し出がましいからいたしません。とにかく買ってみて下さい。秘蔵の写真がたくさん掲載(TVで紹介されているのもあるんだけど)されていて写真集としても楽しめます。エピソードの紹介など、ファンの方には多くの不満も聞こえますが、これくらいで勘弁してあげないと・・・15才にして世界のトップ・アスリートなんだから、真央ちゃんの将来に期待しようじゃありませんか?
心待ちにしていた本なのですが、いまいちボリュームが足りなかったです。写真が数多く載っていたので、そこはよかったのですが、真央ちゃんについてのエピソードの量が期待していた以上に少なかったように思います。基本的には、2005年秋以降(正確には彼女がシニアデビューしてから)の話題が中心となっており、彼女の生い立ちについて詳しく書かれているわけではありません。しかし、GFなどの大大会を通じての真央ちゃんの試合に対するモチベーション、負けず嫌いの強さについての話は見ていて飽きませんでした。また、写真についてですが、幼い時の舞ちゃん、真央ちゃんの写真などものっているのでそこは見て損はないはずです。ですが、文章のボリュームという点から2点減点させていただきました。
正直なところ、内容は物足りない感じでした。確かに今注目されマスコミに追われていますが、まだ15歳。語られる内容が少なく、トリノ五輪前後の話もかなりあります。でも浅田家ってこういう家族なんだ〜っていうのは伝わってきます。両親の愛情をいっぱいうけ、そして小さい頃から色んな経験をさせてもらえて、とても恵まれた環境だったんですね。でもおごることなく素直に育っているようなので、ご両親の育て方が良かったように思います。小さい頃からの写真もありますが、もっとたくさん写真があると思っていたので残念!楽しそうにスケートしてる真央ちゃんが大好きなので、今出版するなら「本+過去の試合等の秘蔵映像DVD」をセットにして発行して欲しかったです。というわけで、是非次はDVDを!!(^^)v
著者は雑誌Numberにフィギュアスケート関連の文章を多く書いている人で、浅田真央の家族とも親交が深いようです。そのこともあってか、この本に関しても写真提供の面で、家族サイドから全面的な協力を得ているようで、挿入されている写真はかなり充実しています。浅田真央が子供の頃の写真や、最近の犬の散歩をするプライベートな写真もあります。「浅田真央、15歳」というタイトルから、写真集だと勘違いする人もいるようですが、そういう人でも満足できるでしょう。ただ、文章に関しては、アスリートとしての浅田真央を知りたいと思ってこの本を手に取った人は、やや拍子抜けかもしれません。もともと著者の宇都宮直子は、Numberのライターに多い情緒的なスポーツ記事を書く人なのですが、それに加えて、この本ではコーチやスケート関係者の証言がほとんど無いのです。母親の匡子さんを中心とした家族サイドの証言で、主に構成された本です。また、浅田真央をやたらイノセントな少女として扱って「赤ちゃんのよう」「愛犬のエアロにそっくり」というような表現が目立つのも、個人的には気になりました。浅田選手自身もやんわりと抗議しているような印象です。もっとも、少々気になる点があるとしても、花のある天才スケーターとして人気を集める浅田真央についての、リンク外のエピソードを散りばめた貴重な本だと思います。参考までに、宇都宮直子が過去にNumberに書いた記事では、山田満知子コーチや、同じグランプリ東海クラブの先輩でもある伊藤みどりの証言もあり、バックナンバーはまだ入手できるようです。(633号 / 2005年7月28日発売)トリノ五輪のプレビューを書いているNumber646号(2006年2月2日発売)も、充実した記事で、今になって読み返してみるとなるほどと思わされます。無い物ねだりをするのはやめにして、この本の星は4つにしました。